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年金保険の受取方法として確定年金と終身年金があることはよく知られています。しかし、なかなか年金の受取時には終身年金を選択する方は少ないようです。

万が一の場合の死亡保障については、一般に定期保険など掛け捨ての保険で準備するのに対し、長生きの準備については、貯蓄というイメージが強く、確定年金 を選択する方が多いようです。しかし、長生きすればするほど、受け取る年金総額が多くなる終身年金を準備することで、長生きのリスクに対応することができます。

年金保険の受け取り方

年金には、受取方法としては大きく3つの方法があります。

個人年金保険
確定年金は、被保険者の生死に関わらず年金が支払われる年金です。

有期年金は一定の期間、被保険者が生存していることを条件に年金が支払われますが、年金原資や既払込保険料の保証が付いているものが多いようです。

終身年金は被保険者が死亡した場合には年金が終了しますが、一般的には保証期間がつけられており、その期間については 被保険者の生死に関わらず年金が支払われます。さらには最近では、年金原資保障や、払い込んだ保険料の保障、保証期間が支払い保険料を超える期間に設定された商品なども発売されています。

その他には、夫婦いずれかが生存している限り年金が受け取れる夫婦年金というものがあります。

 

また、生命表から考えると、男性・女性の平均寿命は毎年延びています。特に、80歳代・90歳代の方も当たり前になりました。まだまだ自分は元気と思っていらっしゃる方も多いかと思います。

男性が75歳まで生存する割合は72.1%で、90歳まででは22.0%。女性が75歳まで生存する割合は86.5%で、90歳までは46.1%です。つまり女性は半数近くが90歳まで生存していらっしゃることになります。

老後になって年金が途中で終わってしまうのは、とても不安なことだと思います。一生涯続く終身年金で安心を買っていただくことを是非お勧めしてみましょう。

生命表上の特定年齢まで生存する割合:平成22年 簡易生命表

年齢 (歳) 男性 女性
70 80.8% 90.9%
75 72.1% 86.5%
80 58.9% 79.0%
85 41.1% 66.2%
90 22.0% 46.1%
95 8.0% 23.0%

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